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ガスでも発電できる

家庭用発電機としては太陽光発電が有名で、最近では設置している家を見ることも多くなりました。太陽光発電を導入した場合には、電気で家じゅうのエネルギーをまかなうオール電化にするのもいいのですが、ガスを併用するという場合もあります。しかも、この場合はガスを暖房や給湯に利用するだけでなく、発電することでさらに省エネにもなるのです。

ガスで電気が作れるというのは、いわば当たり前のことで、例えば火力発電の燃料として天然ガスなどは昔から使われていました。ここで言うのはそうではなくて、家庭用のガスを使ってマイホーム発電をするということです。一般的には太陽光発電とセットで取り付けることが多いのですが、太陽光発電で昼間の電力を補い、夜はガスで発電を行ったりします。ガスの場合はガスを燃やしてその熱で発電を行う上、排熱を暖房や給湯に利用できることでさらに効率よくエネルギーを利用することができるのです。そういった面でもガスで電気を作るというのは一般的になりつつあります。昼だけではなく、夜も自宅で電気を作り出すために電気代は極めて安くなりますし、電気の使用量が減るということで電気不足の解消にも貢献します。昼間は基本的に発電はしませんが、天気が悪くて太陽光発電が使えないときや、停電の際にはもちろん発電するので突然の停電の心配もなく、余った電気は電力会社が買い取ってくれます。太陽光発電は魅力的だけど、暖房などにパワーを発揮するガスも手放しがたい、というのであれば、ガスの発電も組み込んだシステムにしてしまうと効率よくエネルギーを利用することができるでしょう。こうして自宅で発電を行うということは、電力会社から電線を通じで電気を引き込むよりもエネルギーの移動距離が短い分、ロスが圧倒的に少なくてすみます。節電という観点で見ても、太陽光発電やガス発電をうまく利用しながら、効率よく家庭での電気を使っていけるように考える必要があるのではないでしょうか。

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